６月５日（月）～１６日（金）の期間，進路学習として，高等部２・３年生の生徒が現場実習に参加しました。　

　福祉型専攻科パルジャでの実習では，望ましいコミュニケーションや生活習慣に関する知識を身に付けるためのプログラムを，３日間体験しました。参加した生徒は，働く生活や自立した生活の実現に向けて，自身が取り組むべき課題に気付くことができたと振り返っています。

　吉備ワークホームでは，１週間（５日間）にわたり，実際に働く方と同じ勤務時間で，卒業後の生活に近い形での実習に取り組みました。仕事の基本である「報告・連絡・相談」の実践はもちろん，いろいろな仕事に前向きに取り組んだり，アドバイスを素直に聞き入れたりする姿勢も評価していただき，実習を通してより自信を深めた生徒の様子が見られました。

　他にも，一般企業や就労移行支援事業所，生活介護事業所での実習において，生徒たちはそれぞれの目標を意識しながら，とても貴重な経験を積むことができました。

　校内実習や事後学習，実習報告会での発表も含め，進路学習の積み重ねが，生徒たちの成長や将来への見通し，それぞれに合った進路選択につながっていきます。

　保護者の皆様，施設職員の皆様，実習先や進路先の事業所・企業の皆様，今後とも御理解と御協力のほど，よろしくお願いいたします。