素晴らしい本校の歴史を積み上げてこられた
多くの卒業生や先輩教職員の皆さんの思いと共に。

昨年度、岡山支援学校は、開校６０周年を迎えました。昭和３６年に開校した本校は、県下の障害を有する児童生徒の教育の場として先駆的、中心的な役割を果たしてきました。
振り返ってみると、旭川学園の児童生徒が通学していた旭川分校、そして、療育園、児童院の中に設置されていた派遣学級等、当時は、全国の中でも上位に位置するほどの大規模校でした。その後、岡山県の各地域に特別支援学校が設置されるとともに、通常校への就学も進み、現在のような児童生徒数になっています。
卒業生の中には、パラリンピックに日本代表として出場しメダルを獲得するほどの活躍をされた選手もいます。
また、先輩の教職員の中には、自立活動をはじめとする指導・支援において、丁寧な実践を日々重ね、県下の特別支援学校の中核を担ってこられた先生方も、数多くおられました。

このように素晴らしい歴史を積み上げてこられた多くの卒業生の皆さんや先輩教職員の皆さんの思いを大切にし、伝統ある岡山支援学校のより一層の発展のために、教職員一同、精一杯努めていこうと思っています。

　　
今後とも保護者の皆様、関係者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

岡山県立岡山支援学校 校長

中村 誉