「卒業生の進路決定に至るまでの過程を知り、自身の進路選択や進路決定の参考にする」「卒業生が、社会や地域とどのように関わりながら生活しているのかを知る」「卒業後の生活について見通しが持てるようにする」ことを目的に、高等部Ⅰグループの３名と、Ⅱグループの生徒１名が参加しました。

本グループでは、一人暮らしをしながら、夢を叶えるために大学に通う先輩から、たくさんの貴重なお話をいただきました。

例えば、本校在学中、寄宿舎で生活しながら、高等部の生徒会活動や２４時間テレビへの出演など、校内外で様々なことに挑戦されたこと。下宿先で困ったときには、ヘルパーさんや親友に助けてもらいながら生活していること。大学では、自力で実習先を探したり、サークル活動にも積極的に参加したりしていること・・・。どのお話も、参加した生徒たちの心に響いた様子で、深くうなずきながら聞き入ったり、熱心にメモを取ったりしながら、前のめりになって学習に参加する生徒たちの姿が印象的でした。

質問コーナーでは、生徒からの質問に、実体験を挙げながら、丁寧に答えていただきました。卒業生も、後輩たちも、恩師の先生も笑顔になれる、微笑ましいやり取りも見られました。今後の生活に生かせる学びや気付きをたくさん得られた、素晴らしい時間となりました。